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アンサンブル30さんじゅう

16世紀~18世紀の古楽器(復元されたもの)を用いて演奏する古楽器アンサンブルユニット。

2004年結成時当初より富山県内外の古楽器奏者や声楽家と共に演奏活動し2017年に結成14年目を迎えた。

 自主企画による「Oneコイン教会コンサート」や「午後のバロック」、また富山市主催ウィークエンドコンサートなど数多くのコンサートを企画・出演し演奏活動を充実させてきた。

 コアメンバーはチェンバロ・オルガンの安岡厚子とフラウトトラヴェルソ・リコーダーの丸杉俊彦。

活動のベースとなる「梨ばろっこチャペルコンサートシリーズ」を富山市にて通年主催し、古楽界の第一線で活躍する古楽器奏者や声楽家との共演「梨ばろっこ」シリーズ(アンサンブル30の拠点のアトリエが富山市呉羽地区の梨畑の中にあることから命名された)、新潟県の古楽器奏者との共演「NTコネクション越中越後古楽ノ盟」、古楽器の可能性を感じさせる「はッとする古楽」など、古楽の魅力をいろいろな切り口で紹介し、富山の古楽コンサートとして親しまれている。

 2015年にはラ・フォル・ジュルネ金沢に富山から古楽器を使用する唯一の団体として参加した。富山市だけでなく、富山県内(氷見市・高岡市・黒部市)、石川県(金沢市・羽咋市)、新潟県(上越市・新潟市)などでも「旅する梨ばろっこ」として数多くのコンサートを開いている。

 2011年にはこれから古楽を学ぶ方々へむけた古楽セミナーを開催。バッハ・コレギウム・ジャパンの青木洋也氏による声楽セミナー、古楽アンサンブル「ムジカ・レセルヴァータ」主宰の岡田龍之介氏によるチェンバロセミナー、新日本フィルハーモニー管弦楽団員の宮下宣子氏によるサクバットワークショップなど、第一線で活躍する演奏者を講師に招き、多数の受講者を迎えた。

 2016年、姉妹グループ ヴォーカルアンサンブル30とともにバッハ・ロ短調ミサの古楽器オーケストラと全曲演奏を企画しプロジェクトを開始。合唱指導と指揮&アルト独唱に青木洋也氏を迎え、県内外の古楽奏者と県内有志によるヴォーカルアンサンブルと共に、2017年5月7日に全曲演奏のコンサートを開催。2018年にはブクステフーデ・連作カンタータ「われらがイエスの四肢」、2019年は牧野正人氏演出によるH.パーセル・オペラ「ダイドーとエネアス」公演を成功させる。その後もテーマ性のあるプログラムでコンサートを開催。順調に活動を継続している。

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